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事情もそれぞれ 

最近、相続財産を分ける方法で
分からないことがる
どうしたらいい?
相談が増えています。

今では当たりまえになった
長男だけが相続するのではない
*家督相続(簡易語句説明)
家督相続は、明治31年7月16日から
昭和22年5月2日まで施行されてい
た旧民法に基づく遺産相続の方法で
昭和22年5月2日に廃止されました

廃止されたからと言って・・・
沖縄には、仏壇は誰が引き継ぐの
か?という問題があり
家督相続が廃止されたからという
理由だけでは、片付けられない問題
があります。
 
更に
仏壇の継承問題だけではなく
様々な相続争い問題が
顕在化しているように思えます。

例えば
仏壇は永大供養するから
相続財産は、兄弟で公平に分ける
ことで解決したけど
ちょっとまって・・・
あなたは、親のことを何一つ
行っていなかったよね~

長男は県外の私立大学の学費を
親に出して貰っていたよね
自分(次男)は、県内の専門学校で
しかもバイトで稼いだ学費だし
公平に分けるのは、何か違わない?

(長男談)
いやいや
次男は、親に車購入費として
3年前、レクサス買って
もらったよね
専門学校の時って
食費やら居候やら
一切を親に頼っていたよね~
自分は(長男)親に入学金や学費を
出して貰っただけで
毎月の生活費は、バイトで稼いだ
お金なんだ

入学金と高級車の金額
精査してみようか?

ま、
落ち着いて
落ち着いて

そんな風な類の相続人間での
やり取りは、生の相続相談現場では
枚挙にいとまがありません。
着地点もいろいろだと思っています。
弊社で解決出来ないと思う時には
相続に強い専門家とチームで
取り組むことがあります。

不動産屋~だから出来ることが
あると思っています。

海から採ってきた魚を例にすると
血抜きをして捌いて
新鮮な状態で料理人(ここでは
士業の意)に持っていくことです。

料理人が捌くのではないか?
という疑問が出てくるかと思います
以外だと思われるかも
しれませんけど

相続問題では、捌いて準備する
重要ではないかと思っている
ことが多々あるんです。

不動産コンサル業務の話でした。