Blog ブログ

売家と唐様で書く三代目 

売家と唐様で書く三代目
読:うりいえとからさまでかくさんだいめ

初代が苦労して築き上げた金持ちの家でも
三代目ともなると貧乏になり、家屋敷まで
売りに出すようなはめとなることへの戒め
安易に家柄にだけ頼り、商売をおろそかに
して遊び暮らすことをうたう川柳。唐様は
中国流の書法を言い、江戸時代、「貸家」
は「かしや」と仮名書きした紙を斜めに
貼(は)るのが普通であったが、「売家」
は漢字で書く習わしがあった。

某三代目経営者が書いた記事を
冒頭で取り上げてみました。
三代目で家業を継ぐことで
いろいろ冷やかされることがあるようです。

ボンボンと言われたり
売上が下がると、ホラ!世間は甘くないんだ
大変なことがあるんですね。

話変わって
私事ではありますけど、若い頃の辛かった
思い出、その時があり、今があるんだ!
そんな出来事の一つをご紹介します。

不動産業界に在籍して
かれこれ38年前後になります。
年齢から差し引くと、22歳前後です。

鹿児島の専門学校(測量)を卒業して
*これからの沖縄に将来性があると叔父さん
 に勧められるままに入学
県内の某土木建築会社に勤め、1年で辞め
某測量会社に下っ端として働き、辞め
個人的に向いてないなと思い
思い切って早めに辞めました。
*測量関係の方が読んでいたらm(_)m
 個人的な力不足を感じ辞めました。
 夏の暑い外業、帰ってからの内業
 当時は、家に3日も帰らない先輩が
 いた会社だったので。
 事務所内は、タバコの煙と無精髭


なぜか?不動産関係の仕事に入ろう
と思いつきました。
が、しかし接客業なんて、自然を相手に
仕事をしている測量関係です。
物言わない自然から急に物言う人間を相手に
すること、個人的に向いてない職業の範囲に
入ります。

そんなこと関係ないんです。
辞めたい一心、次の仕事への向上心みたいな
ものはありましたので・・

その前に接客業を覚えないといけない
若いながらに思いつき
お客さん商売の下積みを行う必要がある

接客を学ぼうと思ってホテル接客の面接を
受けに飛び込んだのが始まりでした。
当時では、県内有数のホテルだったと思う
グランドキャッスルでのバイトです。

嘉手納の田舎ものが
なーふぁ(那覇市)の都会人と肩を並べて
働く環境に飛び込むんです。
二代目、三代目で家業を継ぐのも大変
でしょうけど、異次元の世界へ飛び込む
のも(世間知らずしか出来ませんけど)
大変です。

毎日、お腹こわしてました。(泣)
朝食バイキング時の混雑したカウンター内で
迅速に対応することが求められる
小さな逃げ場のないスペースでの接客です。
入って間もないころの出来事です。

カウンターにズラリと並んだのは、、
今で言うところのCAです。
当時で言うところの、スチュワーデスさん
田舎者がべっぴんさん数名を目の前にする
わけですから・・・

どんなことが想像出来ますか。
そうです。
まる、ルマンギです。
訳:びっくり仰天の意

この世でみたことのない
べっぴんさんを見た!
それも複数です。

空港に向かう前に
軽い朝食をとるためにやってきたんです。
こんなに大勢来なくてもいいのに
カウンターに何名いたんでしょうか
5~6名はいたと思います。


へんなもの注文してきたんです。
田舎者には、分からない、食べたことの
ないものを
*朝食時のホテル接客は、バタバタして
 います。マネージャー、キッチン内部の
 料理人など、皆ピリピリしている状況で
 当たり前の注文品を上司、料理人に聞く
 ことは、田舎者にとって至難の業に等しい
 状況です。
 そうです。プチパニックに陥っている
 状況です。
 いや、大パニックかもしれません。
 でも、こういう時になぜか、アドネラリン
 が出て、どうにかなるもんだと考える
 タイプなのです。 以上状況説明

何を注文したか?
次回のブログで書きます。
Aセット、Bセット、Cセット以外は
注文して欲しくないんです。
バイト生には、、
バイト生教育をされているわけでも
ないし、行き当たりばったりの時代です。
では、

こんな写真でも並ばれると
思い出すんです。
トラウマがあるんです。(笑)