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知ってると知らないのでは雲泥の差 

不動産相続についての知識があって
それを当てはめようとしても
なかなか一筋縄ではいかない
相続問題に絡んだ不動産相談を扱っていると
毎回、感じることです。

こう言ってくる相談者さんもいます。
節税に関して、税理士さんに相談したら
教えてくれないんです。
なぜ?

なぜって・・
税理士さん業務は、税法に従い
適正な納税を指南する役割ですから
脱税を教えることは出来ないですよね

こんな返答が返ってきます。
違うんです。違うんです。
節税!を教えて欲しいんです。

税理士事務所さんって
数多くの依頼者から税に関する相談を
受けているわけで
いちいち節税指南なんてやっている
暇はないと思うんです。

まして
お金をもらって
節税対策を行おうものなら
脱税指南と取られて
業務停止になることも想定されます。
脚端な話ですけど・・

少ない相談費用で(節税アドバイス)
業務停止になるくらいだったら
節税に関する相談を避けたいのが
本音だと思います。
*私見が含まれています。ご了承ください。


新聞やチラシなどで
建築会社さんが行う節税になります!
謳い文句のセミナーに出かけると
アパート建築をする羽目になってしまう
というのが通常の流れです。

建築会社さんが行う節税対策ですから
選択肢は、建築が最善!!
もっともなことです。
沖繩そば屋さんに入ると
食べる選択肢が、沖繩そばに
限定されるのと一緒です。
たまに、豆腐チャンプルーとか
メニュー表にありますけど
あくまでも入ったお店の看板が
沖繩そば屋さんに入ったんですよね
がポイントになります。

相続対策でアパート建築が悪いって
言う決めつけではありません。
そのセミナーで素人の方々を集めて
行うことの中に
アパート建築以外の選択肢があるかどうか
オーダーメイドの相談になっているか?が
重要なポイントとなります。
*業界のカラクリを知って出かけると
 鴨ネギにならなくて済みます。




コンビニでも専門的で分かりやすい本が
売られていることがあります。
*本の紹介ではありませんけど
 今読んでいる本です。



相続に関して様々な観点から
相続対策(節税)が出来ると思われることが
数多く載せられています。

一般向けに書かれている本で
分かりやすいと思いました。
弘兼憲史氏(漫画家)親しみもわきますし
解説に図表などがあり可視化出来る
ようにもなっています。

でも
書かれていないことがあります。
相続人の間の揉め事に対して
どう着地点を見つけられるか?
そんなアドバイスはありません。

着地点を見つけるために
調停や裁判があるんでしょ
とお考えの方もいるかと思います。
調停や裁判ともなると
ほとんどの場合が決裂した人間関係に
なっていることが予想されます。

その手前で問題の着地点が見つけられないか
という話です。

まとまりのない文章となりました。
ブログ書き込み範囲内で伝えたいことを
表す文才がありません。

現在、そうした相続財産分け方について
ご依頼を受けている案件が複数あります。
*税理士さん、司法書士さんを含めた
 チームとして

タイトルにある
知っていると知らないでは雲泥の差
相続対策問題に当てはめて
実務的に考えてみれば
知っているのと知らないのでは
支払う税金の差
とも当てはめることが出来ます。

現場からの声