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骨肉の争い 

骨肉相食む(コツニクアイハム)
@直接に血のつながっているもの。
 親子・兄弟など。肉親
 他人同士が争う場合には、この句は
 使わない。

親族間の相続争いを骨や肉に例えるなんて
時代錯誤じゃないだろうか
骨肉の争いって、聞こえがよくありません。
*個人的な感想です。
*冒頭の骨肉相食むと同義語

食堂で出てくる「骨汁」で
骨に付いた僅かな肉をチュウチュウと
吸っている様子が思い浮かんできます。
*意味は違いますけど

字義的に考えてみると骨と肉は
もともと同じ肉体であったことから
一体となっていた体を表しているようです。
そのことを考えると親子兄弟のような肉親は
もともと一体だったと考えることが出来ます

で・・・・・「本題」
長男が受け継ぐものとして
昭和22年ごろまで民法で定められていた
家督相続は廃止されました。
昭和の時代をそのまま引きずっていることと
骨肉の争いは関係しているのか?

遺産分割協議(相続争い)を裁判所に
持ち込む件数が多くなっていること
明らかに時代は、家督相続のような
長男がつぐかどうか以上の問題に
発展していると言えます。(更に複雑)

以下データは昭和24年(1949年)から
の遺産分割件数(争い)の推移を
あらわしています。
*クリックすると拡大します。
*ネット引用



旧民法(長男が受け継ぐもの)以降
増加していることが分かります。
また、時代の様々な要素が絡み合っている
ので増加の詳細は調査していません。
予めご了承ください。

今後グラフは、右肩上がりから
右肩下がりのような、これまでの日本経済の
高度成長のようなグラフとおなじように
なるだろうか?

下記データを見ると
まだまだ、右肩上がりが続きそうな
感じがします。(相続争い)



高齢者の増加傾向を示すグラフです。
高齢者が増えると、なぜ相続争い問題が
増えるのか?

同時に子や孫の年齢も40、50代と
お金が必要な時期に差し掛かりますし
親子間、兄弟間のコミニュケーション不足等
様々な状況が変化していると思われるので

もともとの肉親間で一致することは
難しくなる傾向にあると考えられます。
私見です。

昨日の不動産相談員窓口担当をしている時も
複雑な相続争いに発展している
複数の相談を受けました。

ここまで読んで頂いている方からすると
なんで??
不動産屋~が相談にのっているのか
弁護士の仕事の範囲じゃないのか
非弁活動じゃないのか
@非弁活動
非弁活動とは、法律で許されている場合を
除いて、弁護士法に基づいた弁護士の資格
を持たずに報酬を得る目的で弁護士法72条
の行為を反復継続の意思をもって行うこと。
非弁行為ともいう。(以上)

報酬を得る目的で行っているのでありません
また、問題解決に全て携わっているという
ことでもありません。
難しい問題の入り口部分で、どこに相談した
らいいのかを提案することがあります。

どのように弁護士さんに相談したらいいです
こういう仕方で司法書士さんへ
相談してくださいね
この部分の税金について
税理士さんへ相談することをお勧めします等
相談者さんがどうしたらいいのかを
整理整頓しているような感じです。

イメージして頂けると助かります。
    ↓ ↓ ↓




不動産屋~だから出来ることがあると
思っています。
*不動産コンサルマスターPR活動です。

問題の整理には、相続人の人柄や生い立ちが
大きく関係していることを考慮に入れると
問題解決の糸口を見つけやすくなります。

リサーチするにたけているのが
不動産屋を長く続けているオジサンたち
だと思っています。
*オジサンが全て当てはまるわけでは
 ありません。予めご了承ください。
 チッチち~するオジサンはダメです(舌打

参考になる記事です(過去記事引用です)
*タイムス住宅新聞連載コラム
「バックグラウンド知る」
https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/plan/detail/5049

過去のタイムス住宅新聞連載コラム
1~12回分を読むことが出来ます。
下記タイトルをご参照ください。
*クリックすると拡大します。



ご興味のあるかたは、読むことが出来ます。
ご覧ください。
https://sumai.okinawatimes.co.jp/commons/plan/detail/5730