聴くことの難しさ②
昨日の話題を引っ張っています。
ネタを考えるにもいろいろ悩むんです。
脳の活性化にいいと信じて書き続けているん
ですけど・・
ご興味のある方はお付き合いください。
不動産屋~特に不動産コンサルを行う際に
複雑な人間関係が絡んだ相続争い
問題のご相談依頼があります。
大方の皆さんは、弁護士さんに依頼する?
考えることが大半だと思っていますけど
不動産屋~長年経験している方々は
いろんな事例を経験していますから
人と人の着地点や解決策を持っているもの
です。
身近な不動産屋社長さんがいれば
そうしたことも相談出来ると思います。
信頼関係のある不動産屋さんとお付き合い
することはメリットだと思っています。
(私見です。自己責任でお願いします)
で・・・・・「本題」
相続問題で争っている方々から相談を受ける
ことがあり。、複数人の方から聞き取りを行
うことがあります。その事例をもとに聴く事
の難しさを書込みします。
Aさんのご意見を「聴く」と
なるほど、大変なことがあったんですね。
お気持ち察します。
で
更にBさんのご意見を「聴く」と
なるほど、お気持ち察します。
でも、先日聞いた内容とは異なることが
あるけど、どういうことなんだろう
更にCさんのご意見を「聴くと」
なるほど、お気持ち察します。
でも、なんだか辻褄があわない親族間での
ご意見に気づくことがあります。
え~^^;
「聴く」ことに徹していても
聴いたことで混乱することがあります。
ここからは、これまでに経験した取引上での
人の心理的流れを組み込まないと問題解決の
糸口を見つけ出すことは出来ません。
「聴く」ことに加えて
辻褄があわないことをどう分析し
問題解決へ進めていくか
質問することが大切になってきます。
例えば・・・(実際にあった上記事例をアレ
ンジして書いてみます)
Aさん、お聞きしたいんですけど
過去に(相続前)親から貰ったお金や財産は
ないんですか~?
Aさん えっ?^^; 関係あるんですか
Bさん、お聞きしたいんですけど
AさんとCさんに言いたいことがありますか
Cさんにお聞きしたいんですけど
ご家族構成を教えて頂けますか
主人(公務員)娘(高校3年生)
息子(中学3年生)
娘さんや息子さんは、進学を控えているん
ですね。どちらを受験する予定ですか
〇〇高校 〇〇大学なんです。
お金が掛かるんです。心配なんです。
主人も貰える財産は欲しいと言っているん
です。
上記事例は、財産持分争いで揉めている事例
です。聴き取りしたことに加え
質問することで、情報を収集し着地点を見つ
けていくよう話し合いを進めていきます。
相談を受けていて感じることですけど
第三者が入らないと解決出来ないんだろうと
感じることがあります。
その理由として
相談を受けている私でも当事者なら
どうしたか?考えてみると同じ感情になるん
だろうと感じることがあるからです。
親族間の問題に感情が入り込むと
理性的に解決出来ない流れになってしまいま
すからね。