不動産相談で、ここ最近立て続けに耳にした
「とりあえず登記していたつもり」
を聞くことがありました。

親から相続した不動産の分け方での話です。
とりあえず、長男に登記していただけだから
とりあえず、長女に登記していただけで・・

相続登記段階で折り合いがつかず、話しを丸
く収めるためにとりあえずやっておいただけ
なんだ・・・（相続開始から１０ヵ月以内）

問題を先送りしたことは、後での解決に役立
つのでしょうかと言う話です。

結論から言えば
どちらの相談者さんも凄く揉めています。
問題に発展することの理由の一つとして
それぞれの相続人の置かれた環境が様々に
変化していくことが挙げられます。

病気になったので医療費が必要になった
子供の教育費にお金が必要だ
相続時には、知らなかったけど、よくよく
考えてみたら長男、長女のいいなりになって
いるだけじゃないか（はぁ～？わじってる）
とりあえず登記には、承諾したんだけど
妻が夫が（家族が）・・・

あんた、お人好しだね～
＊キレられてしまって

それぞれの家庭環境も様々にことなって
来ますからとりあえず登記は、後々大きな
問題に発展することが予想されますので
問題を先送りせずに専門家を入れて相談する
ことも必要だと思いますという話でした。

専門家を介入させる理由＊司法書士
登記は大切なものであり、仮に〇〇に登記し
たと言う軽いことでないことを認識するため
に必要だからです。

個人情報保護のため詳細は割愛して書込み
しています。今後の相続争いを避けるため
少しでもお役に立てれば幸いです。