昨日税金を納めることについて雑談すること
がありました。巷でよく耳にすることがある
「また税金来たさ～、税金対策でもしないと
破産してしまうよ～」

サラリーマンのように毎月給料から天引きさ
れる税金支払いと違い、自営業者、不動産売
買などで得た収入の大半は、忘れたころにや
ってくる納税書、または申告時期に支払う
ことが大半です。

税金を支払うことが出来るって言うのは、収
入があって初めて支払いが確定しますから
＊不動産固定資産税など一部は省きます。
そもそも赤字で無いと言うのが前提です。

少しでもお金を残したいと言うのは、誰もが
考えることだと思います。

で
その心の隙間に忍び寄る節税しませんか？
と言うささやきは、耳に心地よい言葉になり
ます。

アパート建築をすると相続対策や節税になり
ますよ。確かに一時的には最大の相続対策や
節税対策になるのは間違いではありません。

建物が完成した後にでも、果たしてそう言え
るのか？人それぞれに違いが出てくることが
考えられます。

例えば・・・
土地がいっぱいあって、相続税を支払うほど
多くの土地を保有している人の場合

アパート作って借金したら、土地評価が下が
って、更に土地の上に建物があれば、なお税
金が安くなると言う方式です。
＊税務的には、間違っていません。

アパート建てた時には、最大に借金（借入）
していますから、控除する金額も最大かも
しれませんけど、土地所有者の親が長生きし
ている為、アパートの借金もだいぶ減ってき
て、当初の目論見とだいぶ金額に差が出てく
ることがあります。（土地建物：親の場合）

また、借金（借入の返済金）の充てにしてい
たアパート収入、空き室が出てしまって、、
支払おうにも金額が足りない（汗）

そもそも土地オーナーですから、現金を保有
しているわけでもないので、泣く泣く所有し
ている土地の一部を売却して借金返済に充当
している話を聞く事があります。節税破産っ
て言う話も現実にありますと言う話です。

じゃーどうすればいいの
と言うことになります。

短期、中期、長期的視点での不動産活用を
事前に専門家に相談して（セカンドオピニオ
ン含む）メリットデメリットを十分に説明を
受けて行動に移すことが大切です。

個人的にも５～６月になると様々な納税書が
送られて来ました。（TT）知っていましたよ
知っていましたけど、去年の売り上げに対す
る税金ですよね～（当たり前ですけど）

令和３年度に不動産を売却したオーナーさん
にも、口酸っぱくお伝えしています。
〇〇〇万円は、税金支払いに充当しなければ
なりませんから、残して下さいよ～

不動産屋～税金分野にも精通していなければ
ならないことを痛感しています。